予防接種|菊名駅前・育キッズクリニック|横浜市港北区にある小児科、菊名駅すぐ|土曜診療

アイコン〒222-0013神奈川県横浜市港北区錦が丘16-14 菊名駅前ビル1F
菊名駅(西口)徒歩1分
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予防接種

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予防接種の対応時間

平日の14:00~15:00は予防接種と乳児健診の専用時間帯です。また、土曜日の13:00~14:00は予防接種のみの時間帯です。感染症がご心配の方は、これらの時間帯に予約をお取りください。その他、一般診療の時間帯9:15~12:15 15:00~17:45でも接種は可能ですが、この場合発熱などの患者様と同じ待合室でお待ちいただく可能性がありますのでご了承ください。
あらかじめごWeb予約をお願いします。予約は1ヶ月前から2日前まで可能です。予防接種に影響しない便秘や皮膚の診察は予防接種と同時に可能ですので受付で申し出てください。

持参いただくもの

  • 診察券
  • 保険証
  • 母子健康手帳
  • 予防接種券または予診票
  • 母子健康手帳に記録を残しますので必ずお持ちください
  • スムーズなご案内をするため予防接種券・予診票の必要箇所をご自宅で記入してご来院ください

予防接種当日の注意点

<予防接種を受けることができない場合>

  • 発熱(37.5度以上)しているお子さん
  • 急性疾患にかかっている人(急性かつ重症な病気で薬を飲む必要のあるお子さんは、その後の病気の変化がわからずワクチン効果に関しても定かではないことから接種を延期するのが原則です。
  • 予防接種に含まれる成分で強いアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こしたことがある人

予防接種スケジュール

生後2ヶ月から予防接種がスタートします。予防接種に先立ち予防接種券が市町村から郵送されてきますのでご確認ください。(ロタは6週から・日本脳炎は6カ月からも可能です;それぞれの項目でご確認ください)

定期接種と任意接種のついて

定期接種

予防接種法で定められたワクチンです。接種対象年齢内では公費で受けられます。

任意接種

定期接種以外の予防接種です。残念ながら公費ではなく、自費での接種になります。ご家族の判断で接種するかを決めていただきますが、病気を予防するためには大切な予防接種ですので、積極的にご検討ください。

当院でできる定期接種(公費負担)と
*任意接種の推奨スケジュール

接種時期 ワクチン
2ヶ月 肺炎球菌①、5種混合①、B型肝炎①、ロタ①
3ヶ月 肺炎球菌②、5種混合②、B型肝炎②、ロタ②
4ヶ月 肺炎球菌③、5種混合③、(ロタテックのみ③)
5ヶ月~8ヶ月 BCG
7ヶ月~1歳未満 B型肝炎③
1歳 MR①、水痘①、*おたふくかぜ①
1歳~1歳3カ月 肺炎球菌④、五種混合④
1歳3カ月~2歳までに 水痘②
3歳 日本脳炎(2回)①②
4歳 日本脳炎③
年長 MR②、*おたふくかぜ②、*三種混合⑤
9歳 日本脳炎④
11歳 二種混合(DT)
6年生~高1 子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス)①②(③)

ワクチンやスケジュールに関して詳しく知りたい方は、ホームページお知らせの下にある”VPDを知ってこどもを守ろうの会“のバナーをクリックして参照してください。

当院でできる任意(有料)の予防接種


ワクチン 対象年齢 料金(税込)
おたふくかぜ 1歳以上 6,000円
麻疹風疹混合ワクチン(MR) 公費対象にならない方 9,200円
三種混合(トリビック) 年長以降の追加 3,800円
不活化ポリオワクチン 5~7歳の追加 9,500円
インフルエンザ 6ヶ月以上 電話でお問い合わせください

個々の予防接種

肺炎球菌

肺炎球菌による感染症です。2歳までのお子さんでは敗血症・細菌性髄膜炎・肺炎・中耳炎の原因となるため予防接種で感染を防ぎます。

接種時期

生後2から始めて4週間隔で3回、3回目から60日以上開けてかつ12ヶ月~15ヶ月で4回目

5種混合(4種混合+ヒブ)/2種混合 定期接種

ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ(IPV)の4種混合ワクチンに、ヒブとして接種していたヘモフィルス・インフルエンザ菌b型を加えた5種混合ワクチンです。ヘモフィルス・インフルエンザ菌はインフルエンザを起こすインフルエンザウイルスとは別の物です。敗血症・髄膜炎の原因となり、発症すると予後が不良ですが、予防接種でほぼ100%防ぐことができます。百日咳は、小児がかかり易く、乳児では息止め発作を誘発して重篤になることがあります。早期に接種して予防することが大切です。

接種時期

生後2ヶ月から始めて4週間隔で3回接種し、6カ月以上開けて(通常1歳から1歳3カ月までに)4回目を追加接種します。さらに、11歳以上13歳未満で沈降ジフテリア・破傷風(DT)トキソイドの2種混合ワクチンを接種します。

大切なお知らせ

学童期に百日咳に対する予防効果が下がって感染が増えることが分かってきたので、就学前に3種混合ワクチン(DPTトリビック:任意)を接種することが日本小児科学会から推奨されています。是非ご検討ください。就学前にMRやおたふくかぜと一緒の接種がお勧めです。ご希望の方はお電話でご予約下さい。

B型肝炎 定期接種

B型肝炎はお母さんからの母子感染や輸血による感染が良く知られていますが、知らないうちにかかることも多い感染症です。急性肝炎を起こす他、慢性化・キャリア化して、将来的には肝硬変や肝臓がんの原因となります。

接種時期

生後2ヶ月から4週間間隔で2回、5種混合や小児用肺炎球菌ワクチンとの同時接種がおすすめです。1回目から20週以上開けて3回目の接種をします。

ロタウイルス 定期接種

冬から春にかけて多く発生するウイルス性胃腸炎です。嘔吐と下痢が主な症状で、時に白い下痢便が見られます。通常は2~7日程度で回復しますが、脱水、まれに痙攣が群発します。脳症を合併することもあるので注意が必要です。有効な治療薬はないので対症療法となります。

接種時期

生後6週から接種できますが、他のワクチンとの同時接種を考えて、生後2ヵ月からが最適です。ワクチンの種類によって2回または3回接種しますが、腸重積症が起こりにくいように、生後3ヵ月半過ぎ(生後14週6日)までに初回接種を受けましょう。当院では2回のロタリックスをご用意していますが、3回のロタテックをご希望の場合には前もってご連絡下されば準備いたします。

BCG 定期接種

日本は依然として結核のよく見られる国です。乳幼児では粟粒結核や結核性髄膜炎になり易く、後遺症を残すことがあります。BCGワクチンは乳児の重症化予防に有用とされています。9本の針のついたスタンプを押すようにして接種します。通常は10日以降から少しずつ赤くなりますが、1~2日で接種部位が赤くなる場合には、接種前にすでに結核菌に感染していた疑いがありますので、接種した医療機関に相談してください。

接種時期

5~8ヶ月未満の接種が推奨されています。

MR 定期接種

はしか(麻疹)と風疹の混合生ワクチンです。

接種時期

1歳になったらできるだけ早い時期に1回目、小学校入学前の1年間(年長さん)に2回目を接種します。おたふくかぜワクチンや水痘(みずぼうそう)ワクチンと同時接種が可能ですので、1歳になったら同時に接種することをお勧めします。

水痘 定期接種

1歳を過ぎたら水痘ワクチンを接種しましょう。3ヶ月以上開けて2回目を接種します。3歳になる前に終わらせましょう。

おたふくかぜ 任意接種

1歳になったら、MRワクチンや水痘ワクチンと一緒に接種するのがお勧めです。4年程度間を開けて2回目を接種します。就学前にMRや三種混合との同時接種をお勧めしています。

日本脳炎 定期接種

日本脳炎ウイルスが原因です。ウイルスに感染したブタの血を吸った蚊にさされることで感染します。ほとんどの人では発症しませんが、発症すると、発熱、頭痛、けいれん、意識障害を生じて、2~3割は死亡、半数近くに脳障害の後遺症を残します。治療法がないので、予防接種が大切です。

接種時期

一般的には3歳の時に1~4週の間隔で2回、その約1年後に3回目、9~12歳にもう一回4回目を接種します。生後6ヶ月から接種が可能ですので、流行地域では前倒ししての接種が勧められています。6ヶ月~3歳未満で接種をご希望の場合には保健所で接種券を入手していただく必要があります。

ヒトパピローマウイルス HPV 定期接種

子宮頸がんの原因の7割を占め、多くは性行為で感染します。子宮頸がんは女性特有のがんで、20-30歳代から増加し、日本では年間約 一万 人が罹患し、約 3000人が死亡しており、2000年以降も増加傾向です。 ウィルスに対しての治療法はないので、がんに対する治療となりますが、ごく初期を除いては子宮摘出が必要です。
重大な副作用は極めてまれです。日本では接種した人の中に、痛み・運動障害・不随意運動など多彩な症状が報告されて一時期積極的な推奨を差し控える状態となりました。しかし、このワクチンを接種していない同年齢の男女のなかにも同様の症状の訴えがあると報告さてれ、因果関係が証明されないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、現在は積極的な推奨を行っています。

WHO(世界保健機構)や世界の多くの国で安全なワクチンとして認められていて、実際に使用されています。男性でも中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの原因になりますので、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど20か国あまりでは男子に対しても公費接種が行われています。日本でも男子に対する自費での任意接種が4価のガーダシルで認められました。
広いウイルス型をカバーできる9価のシルガード9が2023年4月から公費で接種可能となりました。

小学校6年生から高校1年生年度末の相当の間に接種します。
対象となるウイルス型の数によって、2価・4価・9価があり、接種回数や間隔が異なります。

接種時期

小学校6年生から高校1年生年度末の相当の間に接種します。
対象となるウイルス型の数によって、2価・4価・9価があり、接種回数や間隔が異なります。当院ではシルガード9を準備していますが、その他のワクチンや男子の任意接種をご希望の場合には電話でご相談下さい。

2価 サーバリックス 3回

初回接種の1カ月後に2回目 初回接種の6カ月後に3回目

4価 ガーダシル 3回

初回接種の2カ月後に2回目 初回接種の6カ月後に3回目

9価 シルガード9 2回ないし3回

15歳未満:2回接種 初回接種の6カ月後に2回目(1年以内に終了する)
15歳以上:3回接種 初回接種の2カ月後に2回目 初回接種の6カ月後に3回目